2014-11-17 04:26:37
ブルーナといた夏 その33
「急なんだけど、二匹もらってくださるo木さんが明日
引き取りに行きたいって。」
s籐さんからの電話。
60日には まだ足りない。
里親さんにお渡しする「お願い覚書」も届いていない。

子犬たちの成長を考えると 60日よりもっと長い時間を
母犬と一緒にいたほうがいいとも言われているけれど、
そのギリギリの目安を 違えてしまっていいのだろうか、と
よぎった。
しかし、離乳もし、2匹一緒に飼って下さることで
社会性も養われるであろう、そして ちょっと楽になりたかったのも
本音、だからOKした。

「では、明日朝7時に」
農家の仕事の手を休めて 朝一番に引き取りにきてくださる。
それほど 早く 迎え入れたいのだ、わが家で六分の二の
扱いよりも いいに決まっていると 言い訳を自分にしながら。

             つづく・・・・・ 
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2014-11-16 06:20:37
ブルーナといた夏 その32
この夏は、「ブルーナ」中心に回っていたけれども、
臼澤のギターライブは 時々帰る神楽坂のあかぎカフェは
もちろん、 浅間高原ホテル、のびろう@サンランドと
不定期で開催した。
観客が多い時も少ない時も。
犬たちの世話で「練習ができないんだよ~」と
いいながら。
ふたりでのんびり散歩をしていた昨年までは、別荘地内を
歩くときに 頭の中で、曲が浮かんだらしいけれど、
ブルーナのリードを持ち 片手にお散歩bagを持ちながら、
きのこや コガネムシを口にしないか気を配りながらでは、
「降りて」来ないらしい。

9月末で「清徳」のお手伝いが終わると ご近所の
浅間高原ホテルのお手伝いを頼まれたのだけれど
真夏の忙しさとは、移動の短さもありいくらか時間も
できた。

まだ、ウンチの場所が定まらない子供たちは 自由には
してやれないが、おしっこシート交換の時は 以前のように
キャリーケースに仮移動させないで 部屋の中を走り回らせて
いた。

180×60の世界よりは多少広い2部屋を嬉しそうに
駈ける5匹。
ソファの下にもぐったり、玄関マットに滑り込みしたり、
時には はしゃぎすぎてリバースしたり 嬉ションしたり。
すっかりしぼんできた ブルーナのおっぱいに食いついている子も
いる。
シート替えの済んだcageの中に パピーフードと
水をいれた音がすると 5匹が一斉に走り込んでくる。
食べた後は また ウンチとの格闘がはじまるので しばしの
休息。
ブルーナも 自分のおもちゃに集中できる。

早く ギャラリーを片付けて お預かりしている作品を
作家さんにお返ししたら、もっとこの子たちを自由に遊ばせて
遣れるのに、と思うのだけれど、気力が奮い立たない。
「スローライフ」「避暑地でゆったり」のはずが、なんかヘトヘト。


             つづく・・・・・
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2014-11-16 05:50:35
ブルーナといた夏 その31
この子たちは 、みんな望ましいところで暮らせることが
決まった。
たとえ、大きくなりすぎても それを許容する広さの
リビングで 家族として全うできる条件の家に。
わたしたちは、お渡しするその日まで、怪我をさせないように、
大切に育てるだけ。
残り30日のカウントダウンが始まった。

子犬を迎えることを心待ちにしている里親さんからの
大切なお預かりものが 眠っている。


      つづく・・・・・
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2014-11-15 06:22:20
ブルーナといた夏 その30
「もうひとり、御代田の農家の方が 子犬を見たいっていうんだけど、
いつなら、都合がいい?」
s籐さんからの電話。

わたしの休憩時間にあわせて、わざわざウスザワユージアムまで
お越し下さることに。
わが家は、嬬恋村のプリンスランドという別荘地の中にあり、
その渋谷区と同じくらいの広さの別荘地は舗装道路がうねうねと
曲がりくねっていて すぐ近くの建物も 木が茂っている季節には
見えないようにできている。
管理された別荘地にありながら 山小屋の気分を味わえる作り
なのだけれど、いざ、道の説明を するとなると 目印となる
ものが ないし、高い建物も樹木が邪魔で見えない。
方向はあっちなんだけれど、と思っても 碁盤の目のように
なっていないので 曲がるところを間違えると とんでもない
ところに行ってします。
中には 自分の別荘に何年かぶりに来て、地内で迷子になることも
ある。
わが家は 店舗兼住宅なので かなり 判りやすいつもり
なのだけれど、それでも 口頭での説明だけでは 難しい。

「すずらん坂を大笹の方へ。あさま、というお蕎麦屋さんが右手に
見えたらそこを右折して 道なりに。」
説明としては 間違っていないんだけど、やや不親切だったかも。

途中まで 出迎えて やっと 合流して、わが家まで引率する。
リースした軽自動車の後に 高級車2台。
わが家の前に到着して 車を降り 開口一番。
「わかった、うす沢さんあなた 説明下手。ぜんぜんわからない」
「すみません。ここです。」

一緒に車を降りないと 見落としてしまいそうな小さな別荘。
もうすでに 犬たちが大合唱。
ブルーナが警戒して吠えると 仔犬たちも最近鳴くことができるように
なって 一緒になって騒ぐ。

中に入っても 吠えるのをやめない6匹を なんとかなだめようとするが
皆さん 平気そうなのが救い
そのうちに ブルーナも 危害を加える人たちじゃないとわかってか、
いつものベッドに座って 成り行きをみることにしたようだ。

「この子とこの子は もう里親さんが決まっていて。」
ひいちゃんといっちゃん 以外の子を 順番に cageから
出して 見てもらう。
ブルーナも 余裕で 一匹ずつ おっぱいを遣っている。
ご希望は女の子。
「前飼っていた子が女の子だったんで」
o木さんは 今度も女の子を希望された。
「この子が女の子で 仮の名をみいちゃん。三番目に生まれた子です。」
生まれたばかりの時は この子だけ 顔がしわしわで 心配したけれど
もうこの頃は 鼻先が伸びて地味目の器量よしになっていた。
「嘘は言わないから、二匹にしなさい。二匹で飼うと留守にしてても
吠えないし、犬のために一匹より二匹がいいから。
今、心配してても 二匹にしたら きっと後で感謝するから、二匹に
しなさい。ね二匹」s籐さんの一押し。
「じゃぁ、もう一匹はこの子」ひいちゃんに ちょっと似ている
よっちゃんを 選らんでくださった。

「名前はもう決めたの?」
「コロン?にしようかと、一匹の名前しか決めてなくて」
同行のお嬢さんが応えると
「ハチと一休にしなさい。八月十九日生まれなんだから。
誕生日忘れないように。ね、ハチと一休。可愛い名前じゃない。
ハチと一休。」
この間、わたしたちは 子犬を あっちにやったちこっちにやったり
おろおろするうちに 二匹の行き先が決定した。

おっぱい飲んだばかりの よっちゃんをお嬢さんに抱かせようとして
MILKをリバース。
「おっぱいのんだばかりの子をもちあげたら 吐くわよ。だめじゃないの」
「すみません。すみません。ごめんなさい」
S籐さんには cageの中のおしっこシートまで「慣れてるから」と
交換していただいて「すみません。こんなことまで。申し訳ありません。」

o木さんからは 朝とれたばかりの たくさんの野菜を s籐さんからは
犬のおやつをいただき、大槌から届いたばかりのさんまをお返しに。

「では、一応生まれたのが 八月十九日なので、十月十九日ころお引き渡しで
よろしくお願いいたします。」
「ではまた そのころに」

犬たち全員の 行く先が決定した。

                 つづく・・・・・
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2014-11-12 14:52:14
ブルーナといた夏 その29
日付の代わったところから一日が始まるとすれば
夜中の二時か三時頃 わたしたちのどちらかが
お手洗いに起き、二人のどちらが先であっても
子犬たちのcageの中の 汚物を片付け、新しい
シートと交換し、エサとぬるま湯を遣り、一仕事終えたら
自分たちのお茶を淹れ、二度寝する。
6時にはブルーナの朝の散歩、これは 専ら、臼澤。
3時間前に終わったはずの作業をもう一度繰り返し、
人間の朝食。
ブルーナは 授乳ベースでなくなったので、エサ遣りは
人間のあと。
それでも、「おっぱい遣ります!」ってときは すかさず
こどもたちのところへ。
子犬は 一か月で 握り拳大のねずみから すっかり
犬らしい姿と変貌し、シート交換の時も わたしのもぐりこんでいる
隙間から潜り抜けて部屋の中を走り回ったり、母犬の
おっぱいにくらいついたり。
「駄目ダメ。こらこら」といいながら 狭い部屋の
これまた隙間を川口探検隊のように かくれんぼしている子犬
たちを眺めているのは 本当に可愛い。
その時間を充分楽しめないうちに 「清徳」に出勤。
店内を掃除して、お客様をお迎えする準備をして...

ランチタイムが終われば、車で8分のわが家に取って返して
遅めの昼食。
わたしのいない間、子犬たちのおしっこシートが 汚れないはずはない。
いつも優しい夫だけれど、本当に頭が下がります。
きれいなcageの中で 噛みつき取っ組み合っている子犬五匹。
わたしとおもちゃを独占するブルーナ。

夕方四時半には 夫はブルーナの散歩、わたしは「清徳」に。
ディナータイムを終え帰宅するのが 早ければ9時前、遅いと
10時半。
車を降りると もう「お帰り、お帰り」の大騒ぎの声が聞こえる。
ブルーナにただいまを言って、子供たちを撫でて、先に夕食を
終えた夫と「カリスマドッグトレーナー シーザー」を
見ながら 食事をし、寝落ちする。
これが、一日。


           つづく・・・・・
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