2014-12-05 17:46:12
ブルーナといた 夏 その44
予測しないことが起きるから 面白い。
4月には考えてもいなかった 犬との生活。
出産、育児、子離れ 預かり終了。
「得難い経験」
また、預かりをしたいか、と聞かれれば 微妙。
楽しかった、思い出も 写真もいっぱい。
じゃあ、来年もといわれれば 二の足を踏む。

子犬たちが永らく過ごしたピンクのcageをバラして 風呂場で
こびりついたウンチを 洗いおとし、片付けていく。
60×60×180のcadeがないと わが家のリビングも
ふたりには十分な広さ。
消臭スプレーをし、ワックスをかけなおし、来年の春、
また北軽井沢にやってくるまで、無人になる別荘。

東京までは、西武高原バスと西武高速バスをのりついで
、新宿に着いたら 大江戸線で わが家まで。
降車場まで迎えに来てくれた夫と 半年ぶりのわが家に
辿りつくと、そこは 一年前に引っ越した荷物が
まだ 片付かないまま。

「やっぱり、ここじゃ、ブルーナは飼えないね」
「近くにドッグランもないしね」
「犬の声がしないと静かだね」
「もう、朝も夕方も 散歩しなくて、いいんだよ。」

犬がいないことの利点をいろいろ並べて、ふたりで さみしくない
振りをする。

「でもね、ユージアムは 伐採が済んだら、ドッグランにしよう
かな。うちで飼わなくても 遊びに来た人のわんわを遊ばせて
おけるしね。」
「来年も写真展してもいい?」
「犬、預かってていわれたら、相談してよ」
「わかった、相談するから」
「ブルーナ、今頃なにしてるかな」
「ナインチェと おっかけっこしてるよ」
「そうだね」
「そうだよ。ひろいんだもん」

               おわり


追記
    s籐さんを通じて もらっていただいた二番目に
    生まれた男の子ふうちゃんは 「ノア君」と名付けられて
    千ヶ滝に永住されて いるⅯさんご一家の一員になった。
    Ⅿさんは前回も保護犬を飼っていたそうだが、辛い半生の
    ためか その子は一度もⅯさんに「抱っこ」されることを
    望まなかったそうだ。
    ふうちゃん改め、ノア君はママに抱っこされるのが大好きな
    甘えん坊。
    「この子は うちに来るために生まれてきた。」と、Ⅿさん。
    兄弟一緒だった時は、5分の一の愛しか 与えられなかった
    けれど、Ⅿさんご一家の愛情を今、独り占めして 幸せに
    違いない。
    
   



     ブルーナといた夏は 事実に忠実にかいたつもりですが、
     記憶違い等あるかもしれません。
     間違いがありましたら、随時修正していきます。
     また、よみがえった記憶を書き足すこともあります。
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